まずは、大嫌いな、てっぺん野郎の、まやかし節電に関する記事を引用する。
制度は、現在3段階の出勤時間をそれぞれ30分~1時間早め、午前7時半、8時、9時とする。約2万5000人の職員が対象で、6月上旬以降、開始する予定。庁舎内の室温を28度にしたり、エレベーターや照明使用の半減により、都庁舎の電力使用量の25%削減を目指す。
具体的な節電方法を無料で伝える節電アドバイザー制を新設。都が認定したアドバイザー約3000人が6月中旬以降、約100万世帯を訪問し、家庭で簡単にできる節電方法などを説明する。
節電教育にも力を入れる。7~9月、公立学校の児童・生徒約100万人に、節電の取り組み状況をチェックするシートを配布し、親子で家庭の節電に取り組んでもらう。
引用、ここまで。
このサマータイム制のどこが節電になるのか教えて欲しい。
節電するなら、一日中、時間に関係なくやればいいことだ。
原発を推進するために、電力不足をでっち上げる東電のインチキに、協力する気は毛頭ないが、不要で、過剰な電力消費は、社会生活に支障のないという前提で、慎むべきである。
結局、夏場の、一番電力消費が高まる時間帯に、東京都の職員は、全員がそろって仕事をしているのだから、必要な電力量は、サマータイムを導入しても、ちっとも変わらないのではないか?
サマータイムという、言葉に、何か特別な意味を感じて、いつもの目立ちたがり屋が、飛びついたのではないかと想像する。
都の職員が、そんなに節電をやりたいなら、真夏の、一番暑い数日間の、そのまた何時間か、全てのクーラーを切ればいいことだ。
これなら、生活のリズムを崩さず、社会生活や経済に、何の影響も与えないだろう。
こういった、中身のない、パフォーマンスだけが、あの者のやり口であり、その論理性の欠如と自己陶酔は、どうやっても直らないようだ。
それに加えて、人に、苦痛を伴うことを強要することが、大好きなのだ、あの者は。
自民党と公明党支持者は(民主の支持者も紛れ込んでいるが)、利権が絡んでいるから、てっぺん野郎を支持するのは当然だろうが、それにしても、これだけ論理性の欠いた人物に都政を任せる都民の中の一団は、よほど頭を使うのが嫌いなようだ。
東京都がやらなければならないことは、こういった中身のないパフォーマンスで血税を浪費することではなく、福島の人たちの健康を考え、東京都に、少なくとも子供たちだけでも避難させて、全ての面倒を見ることだ。
それをやらずして、何がサマータイムだ、何が節電アドバイザーだ、人を愚弄するにもほどがあるぞ、東京人め。