絶望的な都知事選

今回の東京都知事選の立候補者は、怪しげな国粋主義者、歪んだ上昇志向の性犯罪者、食中毒を隠蔽する飲み屋のオヤジ、が有望らしい。
 
中でも、3期もやって、東京都の社会保障、医療、教育、をズタズタに切り裂き、金まみれ、利権まみれにした、国粋主義者が最有力とのこと。
 
ああ、絶望、の一言である。
 
都民の税金を得体の知れない銀行に突っ込み、あげく破綻させ、オリンピック誘致パフォーマンスの大失敗(反対が多かったの強引に進めた)、社会保障の削減、都立高校と都立中高一貫校を舞台とした経済格差に起因する教育格差の容認と推進など、やりたい放題の裸の王様が、最有力とは。
 
日本中の田舎者を集めた東京都民に、常識と見識を期待することは、これまでの経緯からして、無理であるが、せめて、まともな選挙になる人物の立候補が欲しかった。
 
腐ったリンゴしか入っていない樽から、一つ取れと言われても、とても手を突っ込む気にはなれない。
 
原発問題もあるので、できるものなら、他府県に引っ越したいくらいだ。