何を考えているのかさっぱりわからないのはおまえのほうだ

産経新聞より引用。
 
 米倉弘昌日本経団連会長は13日、経団連会館で記者団の質問に応じ、来年度の税制改正をめぐる大詰めの協議で焦点になっている法人税減税について「法人税の引き下げは政府の新成長戦略に書き込んである」と強調し、「難しいという話ばかりで、数字合わせになっている。大臣方は何を考えているのか」と政府の対応を強く批判した。
 また法人税引き下げの条件として企業側が雇用確保などを約束すべきという意見が出ていることについては「私が約束したとしても経済界がやってくれるかどうか。経団連は予測値を提出済みだ。資本主義でないようなことをやってもらっては困る」と語った。
 経団連は実質減税で5%という要望を崩しておらず、課税ベースの拡大については政治判断に委ねている。

以上。
 
ようするに、経済界は、自分のことしか考えていません、ということだ。
 
派遣切りしかり、新卒者の採用と採用方法の混迷も、経済界の身勝手な思惑の結果だ。
 
資本主義なんだから、とおっしゃるが、では、国民を奴隷として扱う野望が達成されたそのときは、とんでもなく暗い、希望のない社会になるであろうことが、このお偉いさんには想像できないのだろうか。
 
こんな人間が経済界を仕切っているのだから、いつまでたっても、国民にツケをまわし、一部の人間だけで富を分配する、搾取型経済、から脱却できないのだろう 、この国は。
 
近年、資本家や経済界のお偉方が、えらく下品で身勝手な人間ばかりになってきたと感じるのであるが、皆さんはいかがか。