また大阪か

大阪で、児童虐待が原因で(ネグレクトのようだ)、男の子と女の子、2名の幼児が、死んだ。 母親は、風俗店勤務、のようだ。
 
風俗の女であるから、ありがちな状況であるが、心配した近隣の人たちからの通報があったにもかかわらず、結局は見殺しにした。
 
記事から引用
 
大阪市こども相談センター(大阪市中央区)は、この部屋について、児童虐待ホットラインに匿名の女性から計3回の通報があったことを明らかにした。3月30日、4月8日、5月18日の3回で、いずれも同じ女性から「マンションの一室から『ママー』『ママー』と泣く声がする」との内容だった。通報を受けた相談センターは計5回、この部屋を訪れたが、呼び鈴を押しても反応がなく、生活の気配がなかったため、連絡先などを書いた「不在票」を置いて帰った。しかし、連絡はなかったという。
 遺体が見つかった部屋は5月18日の時点で住民登録がなかった。相談センターが管理会社に尋ねると「分譲マンションで、また貸しされたら誰が住んでいるか分からない」と回答があったという。部屋に踏み込んで調査をするには、子どもの名前や生年月日を裁判所に伝えて許可を得る必要があり、子どもの存在が確認できない今回のケースでは調査は困難という。相談センターは「名前すら特定できない非常にまれなケースで、手の施しようがなかった」としている。
 
 
いつもの無力感、脱力感、というべきか。
 
この大阪市の担当者は、卑怯者、だ。
 
公が前面に出て子供を救うべきところとを、まやかしの足跡付けしかせず、子供たちを見殺しにした。
 
府知事の橋下が、学力増進競争を盛んに煽っている大阪であるが、幼子を見殺しにするような行政が、何が教育だ、と私は言いたい。
 
大阪市ではあるが、その上位に位置する大阪府も、同罪である。
 
子供の命が、何故にこんなにも軽く扱われる国なのか、サッパリわからない。
 
親になれるはずのない生き物が、人間の母親の真似をしたあげくの悲劇である。