内舘牧子委員の意見を聞きたいものだ

東京都教育委員会の委員を務めている、内舘さんの、都立高校改悪に関する率直な意見を聞きたいものだ。
 
委員に指名されるくらいだから、イシハラシンパ、かもしれないが、大相撲を巡る一連のトラブルについての内舘さんの、辛口なコメントから察するに、少しはものの本質を捉えることが出来る人物かな、と期待を抱かせる。
 
メールを送りたい、と思って色々調べたが、そういうチャンネルは用意されていないようだ。
 
世の中、なりすまし、などがあるので、何でもかんでも、ウエルカム、とはいかないので、用心深い人なら、当然のことかもしれない。
 
相手をつぶそうとする態度で、膨大な小理屈を書き並べる、価値観が大きく異なる者との、不毛な議論などしたくないので、私のブログでは、即座に後退出を願っている。
 
都教委に、提言を送っているが、何の反応もない。
 
一体、都教委とその委員は、どこで実情を知り、現場の声を聞いているのだろか。
 
イシハラシンパの創作した物語を、そのまま鵜呑みにしているなら、何をかいわんや、である。
 
教育力を大学進学実績でしか測ろうとしないことが問題であって、それも、短期間で結果を出そうと画策するから、無理が生じ、それに引きずられて、親も子供も、右往左往しているのが、東京都の公教育の現状である。
 
一部、教育産業と結託した都立高校教師などもいるのではないか、と予備校の導入、などとやたら宣伝する様子を見ていると、疑いたくなる。
 
予備校の導入は、私学が、受験指導、と銘打って、大昔からやってきたことである。
 
まさか、税金でやってないとは思うが、もし、そうなら大問題であるが、どうも最近の都教委は、自分たちが公教育だ、という自覚がなく、信用がおけない。
 
息子の選挙区にある杉並の公立中学を使った、信じられないくらい安い、ダンピング価格の授業料しか取らない、某進学塾による夜間塾を許可した知事と教育委員会を信じることは不可能である。
 
いずれにしても、イシハラ、になってから都の公教育は崩壊したことだけは確かであり、もはや、教育産業、であり、私学と何ら変わりがない。
 
東京都教育委員会のお偉方に、教育者としての誇りがあるなら、そして、中高一貫校が、真に教育上意義のあるものと断言できるなら、どこにでもある、普通の中学を指定し、地域の子供たちだけ限定で、中高一貫教育をやってみせて欲しい。
 
そして、多面的な評価軸を用意し、完全外部の人間による客観的な、公平な評価を受けて欲しい。
 
元々進学実績のある、つまり、頭のいい子供を集めることの出来る高校を母体にした都立中高一貫校など、その目的があまりに受験偏重であり、かつ、初めからある程度の成功が計算できる姑息なごまかしが透けて見えて、そこにいる教師の心根さえ、嫌らしいものに見えてくる。
 
変な将棋指しを委員にしていたことがあったが、あんな世間知らず、教育音痴を指名すること自体、教育を甘く見ていると、私は感じた。
 
さて、内舘さん、あなたの思想性、人間性が、東京都の公教育を通して、今度は問われるのですよ。