お笑いタレントを見た

この前、研究打ち合わせで訪れた、都内大学のキャンパス内を、ほてほて歩いていたら、爆笑問題の二人が、ある特殊な部活(不条理を堪え忍ぶ強靱な精神力が必要)の学生たちと、絡むシーンの撮影をやっていた。
 
大学の本部機能がある建物のちょうど前、というロケーションだった。
 
なんだろう、と近づいて確認しようとしたが、その部活の学生をどうこうしようということではないらしかった。
 
とすると、あのお笑いタレントと大学を結びつけるのは、NHKでやっている、面白い研究をやっている研究者を訪問して、あれこれ、議論する、という番組の撮影、ということになる。
 
そう言えば、知り合いの先生のところに、ほんのちょっとだけ顔を出したとき、研究室の様子が、いつもとは違っていて、ハンディーカムが、何台か設置されていた。
 
とくに、カメラマンがそばにいる、という風情ではなかったが、格好がど派手で、場違いな若いおねえちゃんが、先生となにやら打ち合わせをしていた。
 
アポなしで訪問したので、挨拶すると、急ぎ退出したが、あれは撮影の打ち合わせだったのだろう。
 
撮影スタッフがいなかったので、そう深く考えることなし、帰ろうとしていたところ、冒頭の、お笑いタレントと学生の絡みのシーンに出くわした、ということになる、たぶん。
 
新入生とおぼしき学生が、興奮して、何という先生が取材を受けているか教えてください!と騒いでいたが、あたりにいた人たちは、誰も知らないようであった。
 
新入生くんは、自分の学校の先生が取材を受けて、テレビに登場する、それも、よく知っている番組らしいことから、誇らしく感じたようだ。
 
この大学の先生方は、ユニークな研究をやっている人が多く、以前にも、爆笑問題の番組に登場したように記憶している。
 
そういえば、私の出身研究室の先輩も登場して、ビックリさせられたことがあった。
 
結構汚い研究室も、不思議ときれいに見えるから、テレビとは不思議だ。
 
撮影は、あっというまに終わって、そそくさと撤収してしまったが、その大学を象徴するような映像は、大学の紹介、のような感じで使うのかなあ、などと考えながら、最寄り駅まで、のろのろと歩き、家路についた。
 
なんだか分かりにくいだろうな、この記事じゃ、どこの大学か。
 
まあ、その大学の学生さんと、関係者だけが知っている情報であるから、番組が放映されたら、ああこのことか、と分かる内容で、タレコミ記事にもならない。
 
最後に、ただ一言、