言葉を大切にしなさい!愛ちゃん

本日、Nコン課題曲の発表がありました。
 
朝寝坊しそうだったのですが、なんとか、10時前に起きました。
 
そして、つい最近、地デジ化したテレビのスイッチをオン。
 
小学校、高校は無難な感じでした。
 
しかし、しかしです。
 
中学校の課題曲が、ひどすぎます。
 
歌詞が、日本語の体をなしていません。
 
I love 何とか、の繰り返しばかりで、日本語で気持ちを伝えようとする意図がみられません。
 
感覚というか、そんなもので、いのち、と言う題材を表現したつもりでしょうが、この大塚愛という作者は、歌の心をあまりに自分勝手な解釈で、それも、軽々しく扱っているように思えます。
 
残念です、今年の中学生の部。
 
このところ、中学生の部は、ポップス調で、批判もありましたが、作者が誠実に作ったことが伝わってきて、とてもいい曲ばかりでした。
 
昨年、NHKホールで、中学生の部 大塚愛 と聞いたとき、この人で大丈夫か、と不安になりました。
 
この人、自分の曲作りも、果たしてご自身でやっているか、不明なところもあり、いろいろな噂を聞きます。
 
そんな人物に、Nコンの作曲を依頼するには、いかがなものか、と思いましたが、出来上がった作品を聞いて、その不安は的中しました。
 
こんな課題曲を歌わなくてはならない中学生が、気の毒です。
 
大塚愛、と言うひとは、日本語を勉強し直した方がいいと思います。
 
どんな経歴のひとかは、実のところ詳しく知りませんが、きちんとした国語教育を受けていない、と感じます。
 
雰囲気というか、感覚的なもの(実体がないのに、本人は勝手にその存在を感じている)で、ひとの考えや気持ちを、きちんと伝えることなど出来ません。
 
仲間内の、ファンとの間で共有している雰囲気で、Nコンの曲を作ってはいけません。
 
これほどひどい日本語で書かれた課題曲は初めてじゃないでしょうか。
 
NHKの担当者は、この課題曲をどう評価しているのでしょうか。
 
今年は、会場に足を運ぶのが少々苦痛です、この、 I love XXXの無意味な繰り返しを聞かされると思うと。
 
 
怒りを抑えて、他の曲の感想を。
 
小学校の部は、小学生らしく、いい感じでした(簡単すぎ!)。
 
高校生の部は、作詞 谷川俊太郎、 作曲 鈴木 輝明、という重鎮を持ってきたので、正統な合唱曲らしく仕上がっていますが、難度が高いように思えます。
 
歌いこなすのに、みなさん、相当苦労するんじゃないでしょうか。
 
中学生の部は、今年の反動で、来年は、保守的な曲になるかもしれませんね。
 
ポップス系の人に、無理に依頼しなくてもいいような気がします。
 
中学生の合唱曲という制限があるので、それを理解して、きちんとした仕事の出来る人が、ポップス系の人の中には、もう、あまりいないんじゃないでしょうか。