産経新聞の暴走

きつこのブログより引用します。

産経新聞が『小沢容疑者』と報道」(世田谷通信)

ふだんから「反民主党」のスタンスで偏向的な報道を続けている産経新聞が、22日付の朝刊の一面トップで、民主党小沢一郎幹事長のことを「小沢容疑者」と表記していたことが分かった。問題の記事の見出しは「小沢氏の立件視野」「4億円不記載認識か」「石川容疑者、偽装認める」というもので、内容は今まで通りに東京地検特捜部のリークを元にした信憑性の薄い記事で、「特捜部が小沢氏本人の立件を視野に捜査を進めている」との憶測が書かれているが、この記事の中に「小沢容疑者が虚偽記載を認識し、収支報告書の提出を了承した疑いが強いとみている」と、まだ逮捕はおろか任意聴取も受けていない小沢幹事長のことを「小沢容疑者」と表記していた。東京版では「小沢氏」と訂正されたが、大阪版では訂正が間に合わず「小沢容疑者」と表記したままの新聞が出回った。またWEB版の産経新聞でも22日未明から訂正されるまでの数時間、「小沢容疑者」という表記の記事が公開され、少なくとも数万人が閲覧したものと思われる。産経新聞側は、あくまでもミスだと主張しているが、これまでも偏向記事や捏造記事で執拗に民主党叩きを繰り返してきた媒体であるだけに、有識者の間からは「確信犯なのでは」との声もあがっている。産経新聞に限らず、ほとんどの報道媒体が、検察が意図的にリークしている情報をその真偽も確かめずに右から左へ垂れ流している現状に、国民のマスコミ不信はさらに強まるだろう。(2010年1月23日)


容疑者と入力するには、それなりの意識が必要です。

そして、まともな新聞なら、何重にもチェックが入ります。

検察幹部の意図を先取りしたつもりで、容疑者、としたんじゃないでしょうか。

小沢幹事長に対するネガティブキャンペーンであることは明白ですが、産経新聞自体も、重大な犯罪を犯しているとは言えないのでしょうか。

新聞、何をやっても許される、と自己規定しているのでしょうか。

そうやって、沢山の国民の命をゴミクズのように扱った、あの太平洋戦争でも軍国主義者の支援に回ったのが、新聞だったことを、国民は忘れてしまったのでしょうか。

異常な事態です。