高校サッカーを勝手に演出するマスコミ

高校サッカー、どうも、しっくりこない。

マスコミの報道がよくないのかもしれない。

マスコミ報道をそのまま受け取ると、高校生のくせに(反発がある表現だろう)、言うことがでかい。

ほんとうに、マスコミが垂れ流すように、子どもたちが語っているか、私は、はなはだ怪しく思う。

日本の商業マスコミは、とくに、スポーツ中継をするテレビ局は、どうも、勝手な創作と誘導で、子どもたちを、自分たちが描いたイメージにはめ込もうとしてるように思えるのだ。

報道が垂れ流すコメントががほんとうなら、私が監督なら、十年早い!と叱ることが多い。

子どもと心を通わせることは大切であるが、必要な指摘、ことの善悪など、しっかりとした教育的指導がなされるべきと考える。

スポーツ中継は、先の箱根駅伝の早稲田偏向報道に認められるように、アマチュア選手であるということへの配慮が、全く欠け落ちている。

その一例として、何年か前の高校サッカー全国大会東京都大会決勝で、早実と都立三鷹が対戦したとき、実況した日テレが、終始、早実よりの中継をしたことがあった。

私は、たまらず、テレビ局に抗議したが、録画だったので、あまり意味はなかったのだが。

早実は、早稲田の付属校ではないが、学校自体も、あたかも直系の付属校のように振る舞っている。

そう言えば、元お笑いタレントの性犯罪者が県知事になったが、あの人間も、選挙戦の時、衣服など、早稲田ブランドを全面に押し立てていて、人間性の下品さが丸出しだったが、なぜか、当選してしまった。

それにしても、日テレの早稲田偏向報道には、辟易される。

インターネット上の掲示板でも問題になっているようだが、大学が下品に見られるので、こういう露骨な宣伝手法は、やめた方がいいと思う。

それも、高校生のスポーツである。

変な持ち上げ方をすることで、子どもが勘違いをし、道を誤る者も出てくるのではないかと、心配しする。

マチュアスポーツの報道は、比較の問題だが、NHKの方が、安心してみていられる。

日本の商業マスコミ、マスメディアは、思惑に基づく偏向報道ばかりで、せいぜい、お笑い番組程度が身の丈に合っているように思える。

高校生の中には、マスコミによって創作されたイメージに、困っている子どももいるだろう。