クジラの竜田揚げ食べたい

南氷洋での、日本の調査捕鯨に対するテロが、激化している。

オーストラリアという、一応国家の体裁を採っている国が、テロ集団のシーシェパード(SS)を支援するという、異常な事態である。

これについて書き出したらきりがなくなるので、簡単に感想を書くにとどめる。

オーストラリアとは、この調査捕鯨問題への非常識きわまりない対応からして、国家として、未熟で、極めて幼稚であるが、残念なことに、白人の国という、大きな利点をもっている。

この利点とネットワークをうまく使っているので(その裏にはアメリカがいる)、到底、日本が正攻法で対応できるものではない。

SSやグリーンピースの主張や行動に代表される、白人による一方的な価値観の押しつけが(キリスト教徒系の白人によると表現した方がいいかもしれない)、世界の混乱の原因になっていることを、なぜ、理解できないのであろうか。

彼らは、たぶん、理解する必要性すら、感じていないのだろう。

一つだけ言えることは、白人の性癖とも言える身勝手な押しつけを改めることなしには、SSの宗主国であるアメリカを頂点とする白人国家に対するテロは、絶対になくならないだろうし、今後も、果てしなく激化していくだろう。

そして、テロ撲滅に名を借りた、アメリカやその支援国家(残念ながら日本もその一員)による、非白人の殺傷は、果てしなく続くテロと憎悪を生むだけだろう。

SSのやっていることは、まさに、この時代の病根を象徴するものであり、単に反捕鯨などという感情的、感傷的なものではない、と私は考える。

SSは、単なるごろつき集団であるが、相手が、絡んでくるだけの資金力と白人国家による支援を受けているため、日本は、この馬鹿げたパフォーマンスに、永遠に付き合わされることだけは、覚悟すべきだろう。

相手は、好きなことをやって、冒険と刺激に満ちた人生を楽しんでいるのだから、やめるはずがない。