いまだに反省なし

なぜ、自民が、こんなにも敗北したか、その直接的原因は、コイズミだと考える。

あの無責任、売国的政策、郵政マニアは、自民党をぶっ壊す、とぶちあげたが、お言葉のように、本当に自民党はぶっ壊れた。

コイズミを総裁にしたことが、今日の自民党の急激な低落に繋がったのだ。

民主政治を全く無視した、国民不在、金持ち優遇、アメリカ万歳の政策により、格差は拡大し、富の偏在が、政府により主導されるという異常な社会となったの。

面白いのは、マスコミも、自民党自体も、コイズミ批判が全くないことだ。

コイズミ、タケナカの、売国的政策が、決定的原因だったことを、なぜ、批判しないのか?

コイズミという人物と、そのシンパがやったことを正しく総括できないがぎり、自民党は、同じ過ちを繰り返すだろう。

自民党の政治姿勢で、最大の問題点は、実態は宗教とは無縁の一企業体が、日本社会での優位を確保するために創設した公明党という政党と、手を組んだことだろう。

母体組織の政治的な野心のため、その時々の政権に寄生し、日本社会を暗黒に陥れた罪を反省することもない公明党

この極度に閉鎖的な宗教団体を名乗るナンミョウ企業体(先進諸国では、カルトとして禁止されているところもある)と一体である公明党と、数の論理で手を組み、政治的信条をいとも簡単に捨て去ったことが、自民党という政治組織を、意志薄弱で、思想性のない、安っぽいものに落とし込んでしまったのだ。

本当に国を愛する気持ちがあるなら、犯罪的カルト(私は宗教とは思わないが)とは決して手を組むはずがないし、カルトは、国家という枠組みを、時には無視して、自己の利益追求を優先させることもあるのだから、それと一体である公明党などと、決して連立すべきではなかったのだ。

このことは、民主の小沢代表代行にも当てはまるのだ。かつての野党大連合のとき、小沢は公明党を取り込んだ前科があり、私は、彼を信じることができず、それが、民主への不安となっているのだ。

残念というか、必然というか、政権政党であった自民党には、日本の文化伝統を真に理解し、国を愛する、高潔な人物がいなかったことが、今回の、劇的な終末を迎える原因だったと、考えるのである。

プレスリーの物まねをブッシュの前で披露した売国奴コイズミを筆頭に、麻生にしても、その前の2人の総理大臣にしても、日本を、この美しい国を愛していなかったのだと思う。

自民党が、今後も存続し、真に民主主義の実現を目指す意志があるなら、公明党という非日本的なもの(在日朝鮮人・韓国人に異常なこだわりがあり、半島の臭いを感じる)を正しく評価することが必要であり、自民党は、自己の思想信条を、しっかり確立することが、その再生には不可欠である。

一党独裁の状況は、不健全である。自民の再生、あるいは、新政治結社の創設が望まれる。