衆議院選挙日が迫っています。
選挙戦の感想ですが、今回は、民主党への妨害が激しいですね。
私の住んでいる地域でも、民主党のポスターがたびたび壊されているのを目にします。
江戸、明治から時間をかけて作り上げた利権を必死で守りたいのでしょうね、現政権とその支持者は。
今回の選挙は、明治、いや江戸時代から始まった、現体制の総決算です。
現職の総理は、長州閥ですね。
いまだに、明治維新なんです、日本は。
市民革命による社会変革を経なかった国の行き着く先が、国民の生活を省みることのない社会でした。
武家の、権力闘争に堕落してしまった明治維新は、国民にとって、現在まで続く愚民化政策の始まりだったと考えます。
それにしても、神話に出てくるような抽象的な概念や、明治の後期あたりから第二次大戦までにかけて創作された文化や伝統を、権力者は必死になって正当化してきましたが、もう、限界が来たようですね、彼らのウソは。
国民、国民の生活があってこその国です。
創作された抽象的な概念を、国民を犠牲にしても守り抜くという、集団自殺を国民に強いることがない健全な国家を、ぜひ実現して欲しいものです、次期政権には。
民主主義国家へ脱皮できるか、これからが、日本の、本当の維新かもしれません。
世界は、日本が民主国家に脱皮できるか、大変注目しているようですね。
平成維新となればいいのですが、敵は恐ろしく強大です。
物質や歪んだプライド、自己満足を与えられ、愚民化されてきた日本国民が、果たして自らの頭を使って動き出せるか、単なる懲罰で現政権や権力者を許すなら、この国の未来はないと考えます。
国民のいない国家など、存在できないのです。