相変わらずのばらまき政治

ETC搭載車の、アクアライン通行が、かなりの割引になるらし。

あの、嘘つき知事が、現政権の一番偉い人におねだりして実現した、ばかげたパフォーマンスだ。

割り引いた分は、誰が払うのか、よく考えてみるべきだ。

結局、国民の税金が使われたりするのではないか。

このところ、何とか人気を回復しようとして、ばらまき政治をやっている。

エコにからめて、減税だポイントだ、などと騒いでいるが、あれって、すべて国民の税金でまかなうのであって、ないところから、沸いて出たものじゃないことを、ちゃんと理解しているのだろうか、あれに飛びつく人たちは。

それに、竹中構想で、さんざん税の優遇を受けたトヨタなどの大企業が、ちゃんと儲かるように仕掛けがしてあるところが、笑える。

日本をめちゃくちゃにしたコイズミの路線を踏襲しているのだから始末に負えない。

あまりに幼稚な手法で、あきれかえってしまう。

官僚も、相当程度が悪いらしく、自己保身しか考えない輩ばかりだ。

このばらまき政策は、お金がある人に有利なだけで、経済的に苦しい人には、全くと言っていいほど、メリットがない。

結局、自民党公明党を支持する、有権者の3割弱に向けた政策にすぎないと、私は断じる。

現政権は、この3割弱さえ押さえておけば、政治に無関心な国民を手玉にとれると、考えているようだが、果たして、思惑通り行くものか。

しかし、国民の6から7割の人たちは、一体何をしているのだろう。

たった3割弱の馬鹿者に好きにされても、このまま指をくわえて、おこぼれを頂戴しようとするのだろうか。

早く総選挙をやり、階層化社会を目指したグループとの、本格的戦いに突入してほしいものだが、果たして、どの政党がそれをやりきることができるかが、問題なのだ。

民主党、その資格が、その意志が、その情熱が、本当にあるのか、とてつもなく心配だ。