しばらく前に、ある大手スーパーから、母の日の贈り物の注文を承ります、というメールが届きました。
これまで、離れて暮らしている母に、折に触れて、贈り物をしていましたが、今年から、もうその必要もなくなりました。
それでも、メールは届きます。
これから先も、こちらから何かのアクションを起こさなければ、毎年、世の中のイベントに合わせて、この手のメールが届くのでしょうか。
色々思い出して、切なくなります。
便利な世の中になりましたが、こういう一方的な押しつけが、横行するような世の中は、日本的ではありません。
ITの利用も、度が過ぎると、いいことばかりではありません。
少し不便でも、そのほうが、気持ちをうまく伝えることが出来るようにも思えるのです。