このところ、西松建設がらみの政治献金、障害者への郵便料金優遇を悪用したベスト電器事件など、検察の社会悪？への捜査が、矢継ぎ早に行われている。
そういえば、キャノンを巡るスキャンダルはどうしたのだろうか。自民党の影が見える案件は、検察もマスコミも、黙りを決め込んでいる。
知事に当選した、芸能人上がりの、森田なる人物の極めて怪しい金まみれの事案についても、検察やマスコミは、いまひとつ反応が鈍い。
私が、毎日訪問している超有名サイト、きっこのブログに、この辺の裏事情は逐一紹介されている。
といっても、その内容を、そのまま信じるわけにはいかないが、報道の不自然な流れ（現政権に操られるいるかのような）、本来、特捜という高位の捜査機関の内部情報が、簡単にマスコミに流れている点からも、民主党をターゲットとした、国策捜査ではないか、と思わせるフシが、多々ある。
とくに、東京地検特捜部は、札付きの人物を捜査に当たらせているらしく、よくも堂々とやるなあ、といった感想だ。
ちょっと前の日記で書いたが、たぶん、選挙に向けて、国策捜査と、マスコミを利用した民主党つぶしが、ますますひどくなるだろう。
始末に負えないのは、普段頭を使わない国民が多いので、簡単にマスコミを使ったキャンペーンに引っかかってしまい、あの冷血漢コイズミに投票したようなことが、この国では起こりえることだ。
現政権は、その持てる権力を総動員して、民主党や、その他野党への徹底的な攻撃を、それも、なりふり構わない卑劣な手段を使って、行うだろう。
これに引っかかる国民が多いようでは、どのみち、この国は何時までたっても、日本国ではなく、アメリカの一属州の地位から抜け出すことは出来ないだろうし、官僚天国と、税金の無駄遣い、社会的責任をまったく自覚していない大企業への優遇政策は、未来永劫、変わることがないだろう。
この国は、明治維新から何も変わっていない。
