研究会があって、都内、某所でおとなしく勉強しておりました。
飯田橋から四谷にかけての、中央線快速から見える土手(有名なところですね、東京では)では、桜が開花し始めていて、気の早い連中が、ブルーシートをひき、お花見していました。
でも、このところちょっと寒く、無理してお花見するのもどうかなあ、と遠目に見ていました。
桜と言えば、桜餅ですね。
桜の葉の香りは、クマリンという物質によるものですが、子供の頃は、どうも嫌いでしたね。
それが、どうしたことか、最近は、平気になってしまいました。
味覚が変わらない人もいるのでしょうが、私の場合、ずいぶんと変化しました。
脂っこいものは、苦手です。
豚骨ラーメン、とくに、熊本ラーメンはいけません。
それと、天ぷら、フライも、昔ほど好きではありません。
幼児体験というか、それでも、コロッケだけは、大好きです。
でも、油のない、牛ステーキは、大好きです。
筋肉、アクチンとミオシンというタンパク質の固まり、あれをバクバク食べるのだけは、いまだに大好きです。
私は、アメリカ人の好みにちかく、よく焼いた肉が好きです。
血の滴るようなレアは、気持ちが悪くなります。
昔の記憶、血のにおいが、蘇ってきて、どうにもいけません。
しっかりと火の通ったのがいいですね、焼き物関係は。
体にいい、なんて言って、やたらと生レバーを食べる人がいるけど、あれは危ないですよ、寄生虫の虫卵なんかも混ざっているし。
感染症科の医者の話では、生レバーで、犬回虫という寄生虫に感染する人が結構いるようです。
世の中、確かにきれいになって、感染症も少なくなりましたが、それとともに、食品に対する警戒心も、ずいぶんと低下してしまったようです。
よく、テレビの旅番組で、やたらと生の川魚を食べるシーンを目にしますが、昔は、警戒して、川魚は生で食べない、ということが一般常識だったように記憶していますが、どうでしょうか?
話が、なんかそれちゃいましたね、桜関係から。
桜餅、冷凍したやつがあり、つい最近も食べましたが、冷凍物はどうもいけません。
旬の桜餅(と言っても葉っぱと花は塩漬けだけど)を、手に入れて、味わい尽くしたいです、今週は。