オバマが動き出した

アメリカ、オバマ大統領が、富裕層への増税を決めたようです。

コイズミという、どう見ても、ふつうの感覚を持たない人が総理大臣になり、アメリカ大好きのタケナカが、その経済顧問だったときは、金持ちを優遇し、その結果、なんの効果もありませんでした、私の周辺では。

タケナカは、そのコネを使ってか、テレビに出て、言い訳をしていましたが、私に言わせれば、ふざけるな、です。

こんな無責任極まりない人物を教授にしている大学がありますが、ブランドでは最高ランクに位置するようですが、その内容は、大丈夫なのでしょうか?

税金、経済対策では、基本的なことは、何一つ変更がないようなので、相変わらずの、金持ち優遇が続いているのでしょう。

つまり、貧乏人からも、ふんだくれるものは、ふんだくるという、コイズミの言うところの自己責任と、それに乗っかった、国民を奴隷としか考えていない高級官僚による、暗黒政治です。

そして、今回の経済危機です。

さんざん、優遇措置を受けた大企業(つまり金持ち)が、その恩をあだで返す、という恐るべき行動に出ました。

それが、派遣切りです。

コイズミとタケナカは、なんと弁明するのでしょうか。

理屈は簡単に思えます。

お金がないなら、あるところから取ればいいのです。

それをやらないで、金持ちを株主様といって崇め(彼らは自民党の支持者ですからね基本的には)、ミニバブルを演出して、田舎者丸出しのセレブ(書くのも嫌な単語です)を増やしただけの現政権は、あの内閣総理大臣に象徴されるように、もう崩壊しています。

道路を造り続けることで、日本の国が維持できるという妄想を、何時まで国民に押しつけるのでしょうか。

権力や既得権を振り回し、官僚制度維持にしか興味がない、官僚をこのまま放置しておいていいのでしょうか。

取れるところからきっちり取り、官による税金の無駄使いをなくし、税金論議をして、福祉と経済の両立を選択するか、このまま、福祉切り捨てで、弱者は死ねというコイズミ・タケナカ路線で行くか、重大な選択のときなのです。

もう、車を乗り回し、休日には買い物行く、というライフスタイルを見直すべきです。

こんな狭い国で、何時までも、そんな無駄なことが許されるわけがありません。

とくに、車産業は、発想を転換し、別業種になるくらいの覚悟が必要です。

何時までも、トヨタや日産にぶら下がる国では、未来はありません。

国民が、何時までも、自分の頭を使わない国であってはいけません。

教育レベルが高いと日本は自慢しますが、そのレベル?が意味のあるものならば、国のありように関して、もう少し頭を使う国民がいてもいいはずです。

それができていないこの国は、この国の教育とは、いったい何なのか、個人の幸せの追求だけに教育があるように思えてしまいます。

私は、アメリカという、世界最大のワガママ坊主が、大嫌いですが、まともなリーダーが、それにふさわしい地位につける国であることに、嫉妬します。

日本の現状には、望むべくもありません。

日本における教育とは、考える力を養うのではなく、処理する速度や正確さを競う技術論なのかもしれません

薄っぺらい洗脳教育、それが、明治維新後、ずっと行われてきたつけが、あのばかげた戦争と現在につながっているように思えるのです。

明治維新のどさくさのとき、性格がねじ曲がった公家や、薩長の都合のため、でっち上げられたきな臭い思想(これを振りかざし戦争をした)や利権集団を維持するために、国民が、これ以上犠牲になってはいけないのです。

よーく考えてみてください、現総理も、その利権集団の、まさに王道を行く人なのですよ。