練りに練った、完成されたシナリオに基づいた、塾の授業を、市価の半値で提供!
これは、美味しいですよね。
最近の、親は飛びつくでしょうね。
経済的に苦しいとかじゃなくて、きれいに包装され、詳しい取扱説明書が添付された商品に、心が動くのです。
教育も、商品として、同じように提供されるようになりつつあります。
売り手も、買い手も、みんな幸せになって、よかった、よかった、ということなのでしょう。
ただ、公教育の場で、教育を商品化して売ることが、東京の公立中学で、堂々と行われています。
この、特殊な中学を仕切っているのは、教育者ではなく、企業経営の戦略を熟知し、それを、たぶん、洗脳教育して、反射神経的に動くように、社員を教育するという、シナリオを書いてきた、人物ではないでしょうか。
ですから、昨今の、若い父親で、それなりの企業に勤め、エリートを自認する人物には、思考方法が全く同一なので、受けがいいことは、想像に難くありません。
そんな校長と、父兄が多い中学なら、当然、突っ込んだ議論もなく、公教育の場で、格安教育商品を売ることに、あるいは、買うことに、何の躊躇もないでしょう。
こんな金まみれの社会、おかしくないですか。