隠蔽、改ざん、詐欺

タイトルの件に関して、個人がやれば、警察、検察、国税、その他諸々が動き、とくに、現政権に関係ない、あるいは、反対の立場をとっている場合、厳しい処罰が下されるのが、当たり前のことです。

ところが、この国では、国家がやっても、だれも、何のおとがめがないのです。

もう、限界にきてますね。

都レベルでも、イシハラが、同じようなことをしています。

得体の知れないなんとか銀行、支配階級に都合のいいファシストを育てる公教育改革、都立高校改革などです。

学校長からして予備校まがいの、ある進学指導重点校の東大合格者が、少し増えたって、都民の暮らしが改善されないなら、全く意味のないことだと、私は考えます。

ある進学指導重点校それこそが、この国のどうにもならない現況をつくった現役の支配層の多くを出した学校なのも、何かの因縁でしょうか。

田舎者丸出しの学歴信仰者、理論派を気取った学校ブランド狂の、ごく個人的な自己満足のために、公教育全体を犠牲にしないで欲しい。

現政権に役に立つ輩には、膨大な特権が与えられ続けています。

その陰で、お年寄りの年金が取り上げられたり、経済基盤のないお年寄りから、あるいは、生活困窮者から、なんとかお金を取り立てようと、とんでもない政策が、矢継ぎ早に、実施されました。

これも、すべて、郵政民営化と引き替えに、国民が選んだ結果なのです。

アメリカに便宜を図るための郵政民営化だったわけですが、あれで、国民の暮らしがよくなったか、あのとき、コイズミに投票したバカ国民は、良く考えていただきたい。

でも、私の勝手な予想だと、国民の4人に1人は、自民党の支持者だし、3人に1人は、現政権からの利益を受けているんじゃないかと思われるので、選挙をしたら、下手をしたら、あの極悪政党が僅差でも勝つ可能性があるのです。

投票率が低いと、当然のことながら、極悪政党が勝利しやすくなるのです。

国民の30%は、現政権から優遇されているわけですから、これらが、支配階級の予備軍です。

さらに、そのうちの10%が、真の支配階級だから、国民の3%が、現政権を強烈に支持しているのではないかと、勝手に予想しています。

この3%が、手足になって、この異常な国を動かしているのです。

暴動が起こらないのは、日本文化の、和の心のためでしょうか。

支配階層は、アメリカかぶれした連中が多いので、日本文化など無視していますから、かえって、やりたい放題が出来て、都合がいいのです。

こんな連中に美しい国日本が、蹂躙されていいのでしょうか。

最近、立ち読みで、アメリカ発の商品(携帯通信端末等)を褒めちぎる、あるワガママ女優と浮き名を流したクリエイター?の本を読みましたが、こんなバカが、好き勝手なことをして、脳みそを使わずに、日本文化を卑下し、その見返りとして巨額の富を得て、日本をダメにしているんだと、確信しました。

もういい加減にしろ、と言いたい。

年金、食品、耐震偽装など、国家ぐるみの犯罪を、指揮し実現してきた組織とは、おそろしく非人間的な集団です。

これも、教育の賜でしょう。

日本の教育は、大きな過ちをおかしました。

東京大学出身の高級官僚を含めて、こんな程度の人間性、良識、常識、教養、国際性しかない支配階層しか育てることが出来なかったのですから。

貧しくとも、アメリカの精神的、経済的支配から脱して、日本を大切に考えることの出来る国民を育てることが、いま、一番大切なことだと考えます。

今一番恐れているのは、あと50年は、アメリカの影響を強く受けた連中が、この国の中枢にいることです。

その中に、どれほど人間性に優れ、真のリーダーとしての素養がある人がいるか、とても心配です。

果たして、この国は、後半世紀も、もつでしょうか?