深夜実験

久しぶりに、真夜中に、実験してます。

夜8時過ぎに、一端、家に帰って、夕食を取り、お風呂に入って、ベットで、しばらく休んだ後、出撃してきました。

12時間、インキュベーション(反応時間ということね)する実験をやっていて、その結果を確認するのが、ちょうど、夜中の1時となりました。

そして、その結果から、新たな実験の必要が考えられ、夜中の3時に、実験をセットしました。

終わるのは、12時間後です。

私のやっているのは、かなり特殊な領域なので、詳しく書くと、素性がばれてしまうので、悪しからず。

以前、書かれた論文が、かなりいい加減で、再現性に乏しいということが分かったので、スキのない実験系を組んで、一泡吹かせてやるつもりです。

よくあるんですよね、結果が、再現出来ない論文って。

その手の論文は、誰かが以前書いた論文を下敷きにして、自分たちの実験結果が、それと、矛盾がないように、それも、妙にピッタリと当てはまっていたりして、わざとらしさを感じます。

今回も、一瞥して、どうもつじつまが合いすぎると感じたので、追試をやったのですが、そんな難しい実験ではないので、再現できないのは、問題有り、つまり、黒です、私の中では。

へんてこなおじさんが、夜中、誰もいないフロアで、のびのびと実験を楽しんでいるのです。

この静寂は、何とも言えません。

でも、時間が時間ですので、体によくはありませんね。