そうじゃないでしょ

参院選の結果を受けて、何か動きがあるのかと、期待していました。

でも、トカゲのしっぽ切りで終わる気配です。

総理の、国民の審判を仰ぐ、という強気の発言は一体何だったんでしょうか。

現政権が嫌だ、という多くの国民の選択を、どうして謙虚に受け入れることが出来ないんでしょうか。

現政権、そして、その母体である政党には、社会の諸問題に対する国民の怒りを理解することが出来ないようです。

二世議員と、官僚出身者を軸とする政権は、小手先の屁理屈で、国民を欺こうとしているのでしょうか。

あ、最高責任者も、坊ちゃん政治家でしたね。

民主党が政権を取っても、社会の基盤全体を変革するという革命など起こりえないのですから(今のところ、そんなカリスマがいませんから)、一度、政権を担当させればいいと、私は考えます。

少なくとも、現政権とその母体政党では、これ以上の改善は望めないと私は思います。

先の選挙(郵政民営化選挙)は、一体何だったんでしょうか。

政府の負担を減らし、大企業を優遇し、国民にツケを回そうという意図がありありだったにもかかわらず、現政権政党の圧勝に終わったあの選挙は、つい最近のことなんですよね。

ものの本質を考えない、国民のバカさ加減にも呆れます。

なんだか、今回の選挙も、幻のように思えてなりません。