宙に浮いた年金５０００万件の、確認作業に、９０億円かかるという。
照合作業に、向こう１０年は必要とのこと。
意地悪な見方だが、現政権と官僚は、一般庶民が気がつかないと、なめていたのではないだろうか。
いや、気がついても、適当に言い含めて、文句を言ってきた者にだけ、対応すればいいと、国民をバカにしきっていたのではないか。
一昨年流行ったドラゴン桜なる受験モノで、「頭の良い奴が、自分たちが得をするような制度をつくり、その制度の問題点を理解できないバカな奴が損をするようにこの世の中はなっている」、と言い切ったが、まさに、年金問題は、それにピッタリはまった事例だ。
この９０億、天下りで何億円もの退職金を労せずして得ている高級官僚と、関係した大臣クラスの政治家から、供出させたらいい。
すぐに、９０億ぐらい集まるだろう。
官僚は、十分な年金（恩給？）を得ているはずだから、それくらいしても生活に困ることはないだろう。
医療難民、看護難民になっている庶民からみれば、天国のような暮らしをしているに違いない。
責任をきちんと追求することをどこかでやらない限り、この国は、国民を愚弄し続けるだろう。
