ホワイトカラー・エグゼンプション、要するに残業代ゼロ政策は、世論調査では、7割の勤労者が反対しているようです。
終身雇用が保障されず、いつ頸を切られるか分からない社会では、もらえるときにもらっておかないと、いざというときに大変なことになると思います。
どうも、この残業代ゼロ政策には、裏がありそうです。良いこともあるように言っていますが。
会社への忠誠心とか、会社への貢献とかは、社員に一方的に求めるものではありません。
会社も、社員のために出来る限りのことし、労働条件を改善する努力が必要です。
その上で、つまり、信頼関係が築かれた上で、残業代ゼロ政策のような過激な制度改革は話し合われるべきものと、私は考えます。
コイズミ、アベと続く、格差拡大内閣では、どうにかして賃金をケチり、会社にお金がたまるような政策を実施しています。
こんな状況でも、現体制を支持する人が沢山いることに、本当に驚かされます。
また、同時に、この悪い流れをどうすることもできなことへの無力さ痛感します。
政府が、押し進めている構造改革は、日本の社会を豊かにはしていません。
企業家や特定の富裕層にのみ、お金が流れる構造改革では、庶民の暮らしは良くなるはずがありません。
庶民はすべて下流民となり、下流民は低賃金でこき使われる世の中の実現を目指す現政権の野望を、どこかで断ち切らなくてりません。
でも、ホントこの国の国民は、バカですね。見え見えの劇場型やらせ(インチキ)政治に投票してしまうのですから。