教育再生会議の非公開

こんな重要なことを、なぜ非公開にするのか。

重要だからこそ、雑音が入らない環境で、十分に議論を尽くすということらしい。

明らかに間違えている。

教育は、国の根幹に関わる問題であり、国民の最大の関心事だ。

それに関わる議論を公開しないで、いきなり結論を提示するというのは、とても民主主義とは言えない。

恐ろしいことが、どんどん進んでいる。

現政権を支持する国民は、現状をどう考え、どう評価しているのだろうか。

現政権の長の、教育理念は、滅私奉公としか、私には思えない。

国に仕え、会社に仕え、命さえも投げ出す覚悟の国民を、望んでいるとしか思えない。

戦後60年も立つと、こんな人物が、国の長になってしまうのか。

あの戦争は何だったのだろうか。

多分、戦争の意味を、日本の勝ち負けという貧弱な歴史観でしか捉えられないのではないだろうか。

今度は勝つ、そして、正義となるつもりかもしれない。

教育改革と言っても、そこに見えるのは、子供の笑顔でなく、子供を屈服させて、喜んでいる大人の顔だけだ。