子守歌代わりに、合唱を聴く

10月8日、9日と、NHK主催の、全国学校音楽コンクール(第73回大会)がありました。

以前は、ほとんど興味がなかったのですが、最近、学校でやってる合唱も、いいもんだなあ、と思えるようになりました。

課題曲と自由曲を、全国の地区代表が歌うのですが、小学生も、中学生も、高校生も、さすがに、皆さんすごくうまいですね。

あんまり心地いいので、つい、うとうろして、聞けなかった学校もありました。

子守歌代わりですね。

技術的に洗練され過ぎたものより、気持ちが伝わってくる(感覚的な表現ですか)合唱のほうが、私は、好きです。

といっても、どの学校も、技術的には、申し分ないわけですよね。

すると曲に対する思いを、どう表現していくか、ということにになるんでしょうが、それって、かなり難しいですよね。方法論があるわけじゃないし。

合唱の合間の学校紹介で、表現力を付けるために、色々な取り組みがなされていることを知りましたが、ホント、千差万別でした。

で、高校の部で、金賞を受賞したのは、合唱の伝統校である福島の安積黎明(旧安積女子)でした。

小学校の部は、連覇中の、目黒区立大岡山小学校です。

合唱も、伝統の重みというものがあるんですね。

中学の部では、創部10年も立っていないのに、全国コンクールに連続出場している、北海道代表の札幌市立真栄中学校でした。

中学だと、伝統云々より、先生の指導力が、ものを言うのでしょうね。

中学生くらいだと、スポーツでも、指導者が替わるだけで、グッと伸びることがありますから。

きれいなものにふれることは、心を休ませてくれますね。

この二日間は、いい時間を過ごすことが出来ました。