コイズミ改革の犠牲者

埼玉県ふじみ野市の市営プールで、小学生の女の子が流れるプールの吸水口に吸い込まれた命を落とした。

民間に任せられる所は、民間に、という発想?で、管理を民間業者に委託した途端の事故だ。

何でも民営化というコイズミが掲げた弱者切り捨ての誤魔化し改革の犠牲者だ。

大体、民営化すると、コストを切りつめて、安全を無視し、金儲けに走るに決まっている。

こんな簡単な図式が、読みとれない国民が何と多いことか。

先の選挙で、コイズミに投票した人たち、あなたの責任でもあるんですよ、この痛ましい事故は。

郵政民営化を、訳知り顔で肯定していた奴らが選挙の時は多かったが、郵便事業のような、公共性が極めて高いもの、民営化することに、私は大反対だ。

もういい加減、コイズミのインチキ改革に、国民は気づくべきだ。

しかし、子供の塾通いにはあれだけ熱心な国民が、自分たちの将来について、ちっとも真剣に考えないのは、どうにも理解に苦しむ。

社会は、上もあり下もあるが、調和してこそ、社会として機能するのだ。

勝ち組だけの国家などあり得ない。