わかっていたなら、なぜやらない

秋田の小学生殺人事件の続報だが、聞くにつけ、むなしく、切なくなる。

子供の虐待事件は、何時も同じだ。

子供が死んでから、虐待の疑いがあった、とか、何回か訪ねたが、子供に会えなかった、などという、無責任なことを言ってくれるな。

子供に会えない、会わせてもらえない、というのは、もうそれだけでダメと判断すべきだ。

食事を与えられなくて小学校で倒れたり、明らかに、衛生面での問題があったのに、担任の先生も、深刻に考えないのだろうか?小学校の先生って、そんな程度なのだろうか。

民事、不介入ですか、先生。

外国に兵隊を派遣することには、あれだけ熱心なのに、守銭奴を肥え太らし、無責任を日本中にばらまいたコイズミは、自国の子供の虐待に関して、どうして、こんなにも無関心なんだろう。

外国で、一国の総理大臣が、浮かれて物まねやってる姿を見るにつけ、何でこんな人物にあれだけ投票する人がいたのか、不思議でならない。

コイズミに続く者も、同じ路線のようだし、この国は無責任大国だ。

秋田の事件の異常さを、決して、エンターテイメントに仕立ててはいけない。

問題がある場合、親から子供を速やかに分離し、時間をかけて、子供と親の関係を調査するということをしてほしい。

ミサイルに天文学的な額の税金をかけるほうが、子供の命より優先するらしい。

この国は、ほんとうに、子供を育てにくい国だ。

お金がある者だけが、有利になるように、すべてが動き出している。

その先にあるのは、社会の崩壊だけだ。