中田英寿、最後まで走っていた

中田英寿、痛々しかった。

最後まで、ピッチを走り回っていた。

さすがに、後半はバテバテで、足が止まっていた。

調子はあまり良くないのかもしれないが、その状況でも、最後まで走り続けていた姿が、とても印象的だった。

他の選手も、全力を出していたのだろうけど、中田英の頑張りの前では、霞んでしまう。

しかし、自分にも、他人にも厳しい選手だね。

有言実行というか、プロ意識が極めて高いように感じた。

でも、発展途上の日本代表の中で、中田英は上手く機能していたのだろうか。

他の選手との連携が取りにくかったり、中田のレベルについて来れない選手もいたのではないか。

29歳にして、まだまだ日本人の中では、トッププレーヤーという評価らしい。

今回の日本代表メンバーを、さかんに侍に例えているが、侍らしく見えたのは、中田英だけだ。

昔は、中田英に、異質な、というか、好感を持てなかったが、今回のワールドカップを見て、考えが完全に変わった。

中田英寿、頑張れ!2010年まで。