昨晩、白夜行というテレビドラマを見た。
原作は東野圭吾の小説らしい。僕は読んでいない。
11歳の小学生が親を殺し、完全犯罪に見せかけるという衝撃的な内容に驚いた。
大体、ガキに簡単に手玉に取られるおとな達(警察)もあり得ない話だが。
ドラマの意図はいろいろあるとは思うが、こんなドラマを夜の9時にやっていいのか、疑問に思った。
刺激の強い内容のドラマが、堂々と、放映される。
それとも、僕の感受性が異常なのか。
この程度、当たり前の世の中なのか。
制作者は、子供への影響を考えるのは親だ、自己責任だ、とでも言いたいのだろうか。
自分のやりたいことをやって、垂れ流す。
それによってもたらされる結果に何の責任もとらない。
何処かの総理大臣の手法そのままだ。
おとなの分別、という言葉はもうこの国にはないのか。
一昨年に流行ったセカチュウのように、このテレビドラマを仕上げようとする意図が感じられる。
このドラマは決して美化されるものではない。