集団的自衛権がどうのこうのと、騒いでいるが、ことは簡単なのだ。
米国と肩を並べる超大国になりたい幼児総理が思いついたことは、戦争を一緒に戦うこと、だ。
自衛隊員が死のうが、民間人がテロの標的になろうが、幼児総理には全く関心がないのだ。
米国のご機嫌をとりつつ、核武装をして、力で周辺国を威圧し、屈服させること、それがすべてなのであって、そのためには犠牲はいとわないと決めている。
幼児総理も、その相棒の高村も、米国の戦争で日本人が血を流せば、彼らが定義するところの、超大国、に近づけると妄想しているのだろう。
こういう妄想を抱く者とは、平和を祈念し、国民の生命財産を守ろうとする良識ある者の間では会話は決して成立しないだろうし、現に、国会での議論が全くかみ合っていないことを見るにつけて、アベとその不愉快な仲間たちの狂信的な戦争崇拝を確信させるには十分である。
やつらは戦争をやる気でいる、断言できる。
そして、国民の命さえも、国益という詭弁を弄して、差し出そうとしている。
この邪悪な企みに無関心な国民のなんと多いことか、国民がこれほどアホだと、米国戦争屋、の仕掛けた尖閣問題に簡単に乗っかって、軍事力増強を声高に叫ぶようになる始末である。
米国戦争屋は、もとより、総理大臣を含めて、ニッポン人をバカ扱いしているから、そのあまりに幼稚で単純な反応に笑いが止まらないのではなかろうか、きっと、せせら笑っていることだろう。
幼児総理は、経済など全く無関心で(いや無知で)、国民の意識を憲法破壊と戦争準備から逸らそうとしている。
その目的のため、手っ取り早い方法は金をつかませることと考えたらしく、カネを増発してバブルを誘導し、官製相場で株価を吊り上げ、円安を誘導して、原資を持つ金持ちに、あぶく銭をつかませて、戦争準備と国家主義への協力を得ようとした。
アベクロによるインチキ経済政策はすでに破たんしていることは確実で、物価はますます上昇し、物的な経済の好転は少しもないのに、株や債券で大もうけした大企業や金持ちだけが、仲間内で、カネをやり取りして肥え太るという、まさにバブル状態が今のニッポンなのである。
カネはあるところからないところに回さなくては健全な経済は成立しない、いま、アベクロがやっていることは、単なる詐欺、である。
金持ちは株で大もうけしてウハウハ言っているが、庶民は、生存に必要な食品や消費財の度重なる隠ぺいされた値上げにさらされている。
隠ぺいされた値上げとは、きっこのブログによれば、値段はそのままで、60メートルだったトイレットペーパーをこそっと55メートル(いや50メートルか)にして何事もなかったかのように販売することだ。
こういった隠された値上げが庶民の生活を圧迫していることの元凶は、アベクロの、お友達だけを儲けさせよう政策、に他ならない。
幼児総理にとって大事になことは、金持ちの利権を確保することで協力を得て、疲弊しきった庶民を放置して、憲法を破壊して、あとは堂々と戦争準備をするということだ。
利権側の支配階層や自公支持者は明治から昭和にかけて、ニッポン、がアングロサクソンに操られ、最終的に、破滅的な戦争に突入していった経緯を何と考えているのだろうか。
戦争準備を着々と進める現政権は、現職総理の祖父が暗躍した植民地支配と、平気で国民を犠牲にする軍国主義の時代への真摯な反省など、どこにも見受けられない。
結局、戦争責任をきちんと取らせず、驚くことに、そんな邪悪な人間に国政を任せるなどという、あまりに愚かな選択をした、いや、させられたことが、今のニッポンにつながっているように思われる。
アベの邪悪な企みを阻止するためには、何かとてつもないことが、いや、天罰が必要だ。