東大話法に則った、下村文科相の、森元総理(オリンピック組織委員会委員長)のとんでも発言に対する無責任極まりないコメントを以下に引用する。
さて、東大話法、はどこか、ということだが、
問題視するような報道がされたということであれば、という行である。
問題視するような報道がされたならば、ということは、報道がなければ、何の問題もない、という論法であり、発言の内容に触れず、あえて無視することで、この一件は、問題もないのに一部マスゴミが騒ぎ立てている、取るに足りない事案である、と切り捨てているのである。
傲慢不遜なアベ一味の、定番のやり方、である。
東大話法では、自分に関係する事実(発言、行動など)を、仮定、のこととすることで、それを自分には関係ない他人事のように見せ、、起こった事実の責任者が誰なのかを覆い隠し、さらに性質の悪いのは、それを論評してみせる、という、まことに無責任、無反省、な思考方法に基づくものである。
つまり、責任逃れの論法、なのである。
例文を挙げると、
もし、そういう事実があったとしたならば、その内容を精査し、問題があるならば、有識者の意見を聞いて、対処すべきである
であり、もう少し言葉を補うと、
そんな事実はないのに(頭のおかしなやつが勝手に騒いでいる)、問題をでっち上げて、我々のような選良に不当な攻撃を仕掛けているので、良識にある我々(の仲間)が指導して、その誤りを正してやろう(あるいは黙殺しよう)というのが、この例文の、本来の内容なのである。
極悪利権とつながった権力者による洗脳と抑圧を跳ね返すすべは、支配される一般国民にはないが、こういう子供だましが堂々とまかり通るニッポンは、つくづく幼稚な国家だと思う、どこが一等国なのだろうか、この国の、金のことか?それとも、国民が奴隷化されていることか?
引用、ここから。
森元首相発言「気を付けて」=下村文科相
時事通信 2月21日(金)10時43分配信