東電を無罪放免し、原発反対の市民を告訴する日本の裁判所/ルモンド紙

福島原発事故の原因を作った、犯罪者集団、の悪事が一切追求されることなく、のうのうと事故前と同じ優雅な生活を送っているにもかかわらず、その犯罪行為を糾弾する世論がまったく盛り上がらない。
 
その一方で、オリンピック、に浮かれる有様である。
 
こんな理不尽な社会状況にある理由は簡単である、国民がアホやから、である。
 
それ以外に、この国を理解する手立てがない。
 
成熟した大人の文明国は、アジアの端っこにある、米国領ニッポン、の異常な国家運営、社会常識に、厳しい目を向け、批判を強めている。
 
悪人どもが画策した、経済優先、という大ウソ、国家的サギ、世論誘導、に易々と乗ったアホ国民は、アベ一味に、やりたい放題、の権限を与えてしまった。
 
フランスのル・モンド紙は、原発事故の責任追求を求める市民を、国権、で弾圧するニッポンというインチキ民主主義国家(実態は、全体主義国家主義、官僚専制政治)に、厳しい批判を加えている。
 
引用、ここから。


東電を無罪放免し、原発反対の市民を告訴する日本の裁判所/ルモンド紙(9月13日) 
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/597.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 9 月 16 日 23:16:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/913-7cc5.html
2013年9月16日 フランスねこのNews Watching


東京地検は9月9日、福島原発事故の責任をめぐる日本政府と東京電力への刑事告発を不起訴とした。日本政府はその一方で、日本の原発反対運動の中心を担う経済産業省前「テント広場」の責任者である渕上 太郎(ふちがみ たろう)氏と正清 太一(まさきよ たいち)氏を告訴、9月12日に審問が行われた。

日本では2011年夏、原発反対集会が全国で多数開催された。「テント広場」はこれを受けて福島原発事故の発生から6ヶ月が経過した2011年9月11日に発足。日本の原子力政策を担う経済産業省の前に設置された。

「テント広場」を主催する渕上氏は、

経産省と日本政府は『原子力は安全だから地震が起きても心配無い』と言い続けて私たち国民に嘘をついてきました。テント広場は良心に基づく行動を再び盛り上げるための場所なのです。」

と述べる。

しかし日本政府は同氏らに対し「公共の場所を違法に占拠した」として一日2万2千円と延滞料金を請求。日本の検察はその一方で、9月9日、福島原発事故発生当時に首相だった菅直人氏はじめ複数の大臣、東京電力清水正孝元社長、勝俣恒久元会長、班目春樹原子力安全委員会委員長などに対する訴えを拒否する決定を下した。日本政府は「福島原発による被災者は一名もいない」との公式見解を堅持している。

9月6日、2020年のオリンピック開催地決定に向けたスピーチで安倍首相は

福島原発の状況がコントロールされていることを保証する」

と発言。京都大学小出裕章氏はこれに対し、

「安倍首相の言葉を聞いて、驚きで呆然となりました。」

と述べている。

● 元の記事「福島:原発反対の市民を告訴し東電を無罪放免する日本の裁判所」/ルモンド紙(9月13日)
(« Fukushima : la justice japonaise poursuit les antinucléaires et blanchit Tepco », Le Monde, 2013.09.13)
http://www.lemonde.fr/planete/article/2013/09/12/fukushima-la-justice-japonaise-condamne-les-antinucleaires-et-blanchit-tepco_3476357_3244.html