小出さん、たね蒔きジャーナル最後の出演

ついにその日が来てしまいました。
 
小出さんの最後の出演です、そして、たね蒔きジャーナルも、終わりとなります。
 
以下に、小出さんの最後の出演部分を転載しますので、どうぞ、お聞きになってください。
 
このラジオ番組があったからこそ、多くの国民が、原発の真実を知ることができました。
 
ほんとに残念ですが、この番組を通じて学んだことを、無駄にしないよう、しっかり生きていきたいと思います。
 
そして、二十世紀が生んだ、人類史上、最悪の仕掛け、最悪の欲望である原子力が滅びる日が早晩来ることを願い、今後も、監視を続けていきたいと考えます。
 
私個人にとっても、この関西のラジオ局が、さまざまな圧力にもめげず、真実を発信してくれたことで、日本人、という狭量な世界観ではなく、人類、という視点で、今後の世界を考えるきっかけを作ってくれたことに、心から感謝します。
 
原爆を作ること以外に、何の利益も生み出さず、後世に、対処不能放射能を無責任に放り投げるという、邪悪な装置、原発が滅びる日が早く来ますように。
 
原子力で消費するウランが枯渇するまで、あと30年ほどです、それまで運転させてはいけません、子々孫々、放射能という災いしかもたらさない原子力は、我々の時代で止めにしなくてはなりません。