え、まだやる気なの、人類が創り出した最悪の粗大ゴミ、もんじゅ、を

以下の記事をお読みいただきたい。
 
原発利権の呪縛から逃れることが出来ない、いや、逃れようとしない、政府は、あの人類が創り出した、超危険な核爆弾、何の役にも立たず、毎日、維持のためだけに、莫大なお金を消費し続ける最低最悪の粗大ゴミ、もんじゅ、をやめる気などないようだ。
 
推進派の原子力関係者には、まともな人間は一人もいないようだ。
 
これまで、もんじゅ、に関しては、数兆円を投資してきたあげく、事故を起こして停止状態にあり、科学的にも、何ら得るものがなかったのだ。
 
いや、高速増殖炉、などできもしない、という実証になったという点では功績があったとも言えるが、それには、あまりに莫大な血税が使われすぎた。
 
米国、フランス、ドイツ、ロシアなどの原子力先進国のように、無理で危険と判断し、さっさと諦めるという選択をしなかった理由は、原発利権があまりに美味しかったから、だろう。
 
決して、科学的な可能性、を考えたものではなかったはずである。
 
ニッポンの原子力関係の猿まね科学者が理性的であるなら、高速増殖炉、などという馬鹿げた粗大ゴミにしがみつくはずがない。
 
理性的な判断がまったく出来ない裏には、高速増殖炉で、核兵器の材料である高純度プルトニュウムを作り、核武装するという、闇の国家プロジェクトがあるからとしか思えないし、金が欲しい人間が寄り集まった利権組織では、人命などクソ喰らえ、金は国民からいくらでも搾り取ればいい、という考えなのだろう。
 
驚いたことに、つい最近、21億円もかけて、この粗大ゴミを修理?してしまったのだ。
 
この国家の緊急時に、何の反省もしていないと自ら宣言したも同然である。
 
これに荷担するエセ学者は、人間の心を失ってしまったのだろう、あまりに哀れな生き物である。
 
ああ、この国は、一体、どこに流れていくつもりなのだろうか。
 
引用、ここから。
 


原発全廃なら「もんじゅ廃炉文科省示す

読売新聞 5月23日(水)12時43分配信
 今後の原子力政策を検討する内閣府原子力委員会の新大綱策定会議が23日開かれ、日本原子力研究開発機構高速増殖炉もんじゅ」の研究開発の進め方について、文部科学省が中止(廃炉)を含めた四つの考え方を示した。

 もんじゅの扱いが本格検討されるのは、東京電力福島第一原子力発電所の事故後初めて。

 原子力委の小委員会が今月16日、使用済み核燃料の処理方法について〈1〉すべて再処理〈2〉再処理と、地中に埋める直接処分の併存〈3〉すべて直接処分――の選択肢を提示。文科省はこれらの選択肢に対応した考え方をまとめた。

 選択肢〈1〉のうち2030年以降も原発を一定程度運転する場合は、もんじゅの運転再開後10年以内に高速増殖炉の技術確立を目指す。選択肢〈1〉のうち30年以降原発比率を減らす場合と、選択肢〈2〉の場合は、高速増殖炉の実用化の可否を判断するための研究開発を行う。

 一方、選択肢〈3〉の場合は、実用化に向けた研究開発を中止し、原発全廃ならもんじゅ廃炉とする。全廃しないなら、もんじゅは国際研究拠点として活用を検討する。