ストレステストのインチキを暴く

以前も、散々指摘したが、福島原発事故後の原発再稼働を正当化するために、ストレステスト、というEUがやっているコンピュータシュミレーションによる安全評価を国は持ち出してきた。
 
日本のマスゴミは、このストレステストが、単なるコンピュータシュミレーションであることを全く報道せず、あたかも、原発実機を隅から隅まで点検するかのような報道を繰り返している。
 
まともな判断力のある国民なら、このストレステストが、全くの詐欺であることに、すぐに気づくだろう。
 
日本のマスゴミは国家の言いなりであり、原発推進に都合のいい情報しか流さないという徹底ぶりである。
 
所詮、金儲け、なのである、日本のマスゴミは。
 
京大の原子炉実験所助教の小出さんが、このインチキストレステストに関して明解な解説をしているので、ぜひ耳を傾けていただきたい。
 
以下に、MBSラジオの、たね蒔きジャーナルから転載する。
 
 
政府と電力会社は、この単なるコンピュータシュミレーションで、再稼働に都合のいい結果が得られるような数値を入力して計算し、ほら、安全ですよ、心配無用です、と言って、原発を強引に動かそうとするに違いない。
 
補助金が欲しくてたまらない原発立地の自治体は、このインチキお墨付きをたてに、原発再稼働を認めるという筋書きなのである。
 
福島を中心に、東日本が、これから先、何十年、何百年も、放射能汚染に苦しめられ続けるというのに、その苦しみを一切無視して、原発を動かすのである。
 
もしそうなら、本当に救いようのない、デタラメな国、そして、国民、と言えるだろう。