金のために、原発を動かしたくって、うずうずしていた、やらせメールの九電と佐賀の知事、古川、そして、利権オヤジこと、玄海町の岸本という、最低、最悪なタッグが、批判を全く無視して、開き直り、強引に原発を稼働させた。
でっち上げの電力不足、節電と電気料金値上げという嫌がらせを繰り出して、原発利権は、反撃に転じた。
その象徴が、この玄海原発の稼働である。
対策を何もせず、コンピューターゲームに過ぎないストレステストというインチキを持ち出してきて、それをパスしたら稼働してよい、などという詐欺行為が、国家の名の下に堂々と行われようとしている。
パスさせたかったら、パスするように条件を設定すればいいのだ、実機を検査して、試験する訳じゃないのだから、不都合があっても、絶対にばれない、と完全に開き直っている。
動かしたい政府が、動かしてよい、と認めたら、なんの対策もしない、危険な原子炉を、勝手に稼働させることが出来るのだ、この日本という、利権まみれの国は。
本当に懲りない、救いようのない国家である。
九州電力は1日午後11時、トラブルで停止していた玄海原発4号機(佐賀県玄海町、出力118万キロワット)の運転を再開した。止まっていた原発の運転再開は東京電力福島第一原発事故以来、初めて。古川康・佐賀県知事や岸本英雄・玄海町長がこの日、再開容認の姿勢を示したことから「地元の理解も得られた」と判断した。
九電によると、1日午後11時に原子炉を再起動し、2日午後に発電再開して、4日には通常運転に戻る予定。定期検査に入る12月中旬まで約1カ月半の稼働で、火力発電に使う燃料費を約135億~180億円、石油換算で約30万キロリットル節約できるという。
九電は再開方針を10月31日夜に発表。前後して地元住民らに周知を始めた。1日午前には山元春義副社長が玄海町を訪れ、岸本町長と会談。トラブル原因や対策をまとめた報告が国に「おおむね妥当」と評価されたことを踏まえ、運転再開への理解を求めた。
岸本町長は会談後、「4号機については国から安全性の確認を得た」と明言。古川知事も1日夕、県庁で報道陣に「規制の責任を負う国が判断されたのであれば、これまでと同じように受け入れる」と述べ、再開を認める意向を示した。