福島市における放射能汚染の実態(転載)

彩也蘭( S a y a k a . A )さんのブログより、福島の現状に関する記事を、以下に、転載します。
 
最近、マスゴミ、に登場する福島は、原発事故が、すぐにでも収束できるような希望に彩られた報道ばかりです。
 
無理に好意的解釈すれば、希望、は生きる力ですから必要なことだと思います。
 
ただ、それが陽とすれば、陰もあるわけで、それを意図的に隠蔽したり、大したことがないような情報を流すことは、陰に苦しめられている人達を切り捨てることになりかねないのです。
 
事実に目をそむけていけません、直視してこそ、真の解決が見いだせるものなのです。
 
大人の都合で子供をこれ以上被爆させないで欲しいのです。
 
学校や多くの宿泊施設のある東京に子供達を受け入れましょう。
 
公立の学校は山のようにあります、それを使えば良いのです。
 
巷では、原発事故の責任を共同で負うべきだということを言い出していますが、私は、一理あると考えます。
 
行き場がないなら、原発のゴミ、高レベル放射性物質を東京のど真ん中(国会議事堂、議員宿舎、東電本社ビル)で保管すればいいと思います、国家の悪政が招いた事故なのですから。
 
東京都は、最大の電力消費地ですから、最大の責任があるとともに、東京電力の最大の株主でもあることから、相当の責任を負うべきなのです。
 
色々と工夫して、子供を東京を中心に、全国で受け入れ、明るく元気に成長できるように、国民全員で支えましょう。
 
原発を捨てて、つまり、莫大なプルトニューム生産という核武装の準備をやめて、明治から昭和初期にかけて慌てて創作された神話に基づく歪んだプライドや、権益追求のための軍事力を背景とした、超大国や一等国、を目指す、世界の嫌われ者国家(米国)への道は捨てましょう、先の大戦の原因は、まさにそれだったのですから。
 
原発や核爆弾では、子供達の未来は決して明るくなりません、せいぜい、夜の飲み屋街が不要に明るくなるくらいです、断言します。
 
転載、ここから。
 
 
福島市における放射能汚染の実態      
 東京電力福島第一原子力発電所事故から半年が過ぎようとしていますが、未だに冷温停止にも至らず、核燃料が何処にどの様に存在しているのかさえ確かめられぬ状態で、放射性物質は大気に大地に海に拡散を続けています。
 水素爆発以来大量の放射性物質が、私の住む福島市を汚染しました。家の庭の放射線量は現在でも1.5~1.7μシーベルト/時家の中は0.4~0.5μシーベルト/時あります。とても日常生活を送るべき環境ではありません。
 事故後夏を向かえ、どうしても暑くて腕を露出する服装になってからは、天気の良い風の強い日に外を歩くと、露出している腕や首周りの肌がチリチリ、チクチク、するようになりそれを我慢していると痛がゆい様な状態になりかきむしってしまいます。ひどい時は顔や唇、頭皮まで、チリチリ感じます。3.11以前は夏の暑い日にこの様なチリチリ、チクチクといった感じは感じた事はありませんでした。(この奇妙な感覚は放射性物質が目に見えない微細ちりとして飛んでいて、汗ばんだ肌に張り付くせいなのではないかと思えてなりません。)
 福島市二本松市郡山市福島第一原発から60キロ以上離れていますが、かなりの汚染地域です。チェルノブイリ原発事故でも証明されているように、このような状態でこのまま放射能汚染地域で生活を続けた場合、将来子供達に多くの健康被害が出てくる可能性があります。
 福島大学の准教授でロシア人の先生の講演をお聞きする機会がありました。その先生は旧ソ連時代にソ連の大学で核戦争に関する講義を受けていて、核ミサイル攻撃や原子力発電所の事故が起きた場合、すぐに風上に向かって300キロ以上逃げなさいと教わったそうです。
先生いわく「今の福島市は戦場です。市街区域を懸命に除染し、空間放射線量を下げたとしても、山や森林を全て除染する事は不可能です。」また、放射性物質であるセシウムは呼吸によって人体に取り込まれる他に、皮膚表面から毛穴に入り直接血管に入っていくとのお話でした。・・・・・・放射能汚染地域で被曝を防ぐ事は難しいのです。
だからこそ、被曝の影響を受けやすい子供達や妊婦の疎開を実現しなければいけないのです
是非とも子供達と妊婦をこの地域から放射線量が下がるまで国の政策として疎開をお願いします。