またまた3ヶ月目の告白

本日の朝日新聞の朝刊によると、4月に発表になった節電計画のもととなった電力需要予想において、資源エネルギー庁は、家庭の電力消費量を過大に算定してたことが明らかとなった。
 
またしても、3ヶ月後の発表である、ここまで徹底していると、ある種のマニュアルの存在を確信させる。
 
この件に関しては、犯罪的な悪意がある。
 
エネ庁は、ちょっと前に、数年にわたって家庭の電力消費量の調査をしており、家庭の電力消費量を把握していたにもかかわらず、2割増し以上の消費予測を今回の節電計画策定の際に用いたのだ。
 
大体、電力不足は政府と東電の創作であることは、政府自身の公刊資料で明らかなわけで、原発を推進するために、必死で、なにふりかまわずウソを言い続ける道を選択したのだ。
 
なんとも浅ましい上に、国民を愚弄することこの上ない。
 
そして、いつものように、だれも責任を問われることなく、取ることなくうやむやにされて、節電キャンペーンだけは続くのだ。
 
政府、民主党の一部と自民党、そして原発利権にドップリ浸かった者たちによるウソ満載の、原発は必要ですキャンペーンは未だ続いているが、一体どこまでやるつもりなのだろうか。
 
彼らには莫大な資金があるので、そう簡単にはやめないと思われるが、そんな無駄金があったら、被災地に支援することを考えるべきだと思う。
 
節電という嫌がらせを堂々と国家の名の下に実行し、国民を置き去りにした、原発推進核武装、の根っこの深さと、異常性を改めて認識する。
 
米国に魂を売った、エセ右翼、インチキ保守による売国は、国民の命を犠牲にして、とどまるところを知らない。