電気料金はどうやって決まるのか

テレビ朝日の朝の番組、モーニングバードの「そもそも総研」で、電気料金がどうやって決められてきたのか、分かりやすく解説されていたので、以下にアップします。
 
最近、京大の小出さんも、たびたびこのコーナーにビデオ出演されて、信用のおける解説をされています。
 
電気料金に仕込まれた原発推進のための優遇政策に、まともな感覚な人なら、呆れかえると思います。
 
こんな詐欺が国家によって推進されてきたのかと思うと、それを全く顧みなかった自分のバカさ加減が嫌になります。
 
まあ、この国家犯罪を容認するのは、頭の中が宇宙になっている、やたらと選挙に出ては落選し続ける、新興カルト教団の信者くらいでしょうね。
 
総括原価方式という特殊な電気料金の算定方式自体が、原発推進のためであることがハッキリ分かります。
 
簡単に言うと、高価な原発を造れば造るほど資産が増加することから、利益が高くなるように電気料金を設定できるわけで、同じ電力量を発電するなら、原発で発電した方が利潤が上がるという、まさに、原発推進のための優遇政策なのです。
 
それに加えて、驚くべきことに、使用済核燃料も資産として認定されていて、発電すればするほど使用済核燃料がたまり、それによって資産も増え、利潤が上がるという、驚くべき仕組みになっているのです。
 
地域独占、発送電一体、総括原価方式という3本セットをフルに活用して、恐ろしく危険な原発を必死になって推進してきたわけです。
 
その理由は、ズバリ、核兵器、のためだと私は考えますし、小出さんもそのようにコメントされています。
 
人類が制御できない、危険で汚い原発を、ここまで意地になって推進してきた理由は、核武装しか思い当たりません。
 
核兵器で叩きつぶされて、その威力を骨身にしみた戦争犯罪人たちは売国して生き残り、今度は、それを手に入れようとして、原発、を利用することを思いついたのでしょう。その背後には、米国、がいたことは、すでに周知の事実です。
 
あの中曽根が、太陽光発電に賛同するようなパフォーマンスを繰り出してきましたが、原発事故後、直ちに、朝日新聞の二面を使って、原発推進をブチあげた人間が、一体、どうしたことでしょうか。現役時代から、風見鶏と呼ばれた卑しい人間らしい変説です、本当なら。
 
中曽根がやるべきことは、なぜ、ここまで汚いことをして原発を推進したのかを国民に説明し、許しを請うことです。
 
そして、福島の汚染地域に転居して、残りの生涯を謝罪と反省のために費やすべきなのです。