日テレ=読売の感覚が理解できない

夕方のニュース番組を見ていたら、相も変わらず、節電、のことを取り上げているテレビ局があった。
 
多分あそこだ、と予想し、チャンネルを表示すると、ビンゴだった。
 
日本テレビ、日本における原発推進の主役、正力松太郎、の読売新聞から派生した日テレであった。
 
節電することは大切なことで、原発事故があろうがなかろうか、省エネは重要な課題である。
 
しかし、取って付けたような節電キャンペーンによって、電力不足を演出し、原発の必要性をことさら強調するその態度が気に入らないのだ。
 
電力各社の、電力不足を脅しの手段とした、原発の必要性をあくまで認めさせようとするやり方に、原発というものの計り知れない闇を感じる。
 
闇、の中には、血税使った原発利権が含まれているが、その他に、米国の要求に、無批判で付き従う日本人の一団(売国奴)が見える。
 
日テレは、原発の危険性に関する報道に、極めて消極的である。
 
当然である、読売新聞から、政府の原子力関係の委員が出ているからだ。
 
政府委員には、批判的な人は入れないし、入れてあっても、ほとんどが、批判をかわすためのものである。
 
ちょど、検察の問題を扱う法務大臣の委員会に、ジャーナリストの江川昭子さんが入っているようにだ。
 
読売新聞、所詮、金儲けのためのマスゴミである。
 
高邁な精神など、持っているはずがないのだ。