ベッキー母の方が好き

NHKドラマ、坂の上の雲第2部、の放映があってずいぶん経つ。
 
今回は、第1部、より盛り上がりに欠ける印象を持った。
 
色々な解釈が可能であり、時空が壮大である、坂の上、をテレビドラマにするのは、やはり、無理だったのではないか。
 
映像化を拒否していた司馬さんは正しかったと思う。
 
傑出しているとはいえ、小説家の歴史認識を、司馬史観、などと大仰に言う者もいるが、あくまで小説であることを忘れてはいけない。
 
歴史の事実、は誰かの思惑の反映、と私は考える。
 
 
ところで、第2部のテーマ曲(エンドの方)は、日本人のソプラノ歌手、森痲季さんが担当している。
 
好みの問題であるが、私は、サラ・ブライトマンベッキー母と私は呼んでいる)の方が、耳障りがいい。
 
サラ・ブライトマンは、タレントのベッキーによく似ている、と勝手に決めつけている(下の写真参照こと)。
 
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森さんは、日本人であるから、当然、日本語が母国語であり、彼女の歌には、歌詞を理解した上での、深い思い入れがにじみ出ていて、強い決意を持って国家造営に関わった明治人の気概を、よく、表現できていると感じる。
 
でも、である。
 
サラの方が、心地いいんだなあ。
 
森さんの場合は、強さ、を敢えて押し出しているからかも知れない。
 
歌の解釈が完全なのは、当然、森さんであり、ドラマのテーマ曲としては、適切な歌唱だと思うが、音としては、サラの方が、断然、好きなのである。
 
森さんの他の曲の演奏をいくつか聴いてみたが、どうも私には、強く、感じる。
 
単なる好き嫌いの問題だろうが、同じ曲でも、歌手によって、ずいぶんと印象が違ってくることを、再認識させられた。
 
ベッキー母(サラ)、の方が、見た目も、私の好みだしね(笑)。