ああ、どこまで続く、東大病

笑っちゃう記事です。
 
 
UCC上島珈琲は12日、大手出版社の文芸春秋と共同開発したチルドタイプのカップ入りコーヒー「東大合格生の飲むコーヒーはかならず美味(おい)しいのか?」を、17日に全国のコンビニエンスストアで発売すると発表した。
 
 
どこまでやるんですかね、東大をあがめ奉る、東大信仰。
 
私は、最近、病的なものを感じるのです、教育、いや学歴レースの醜さを。
 
どうかしていますよ、教育、いや違います、学力向上に関する偏執狂的な反応は。
 
教育を、これだけ商品化して、いったい、どんな人間を作りたいのでしょうか。
 
いろいろ書きたいのですが、少々、疲れました、この国には。
 
一つだけいえることは、高偏差値の学校でも、思考力のない子供が増殖していると言うことです。
 
学力があることを(テストでいい点が取れること)、思考力や創造性がある、と錯覚させているので、本人は、ちっとも気がつかないのでしょうね、たぶん。
 
学校としては、東大に合格してくれればいいわけですから。
 
何をしているんでしょうね、進学校、というところは。
 
大学で教えていて、不思議でなりません。
 
予備校の受験テクニックでは、創造性や思考力は養われないのに。
 
野依さん(ノーベル化学賞)が、進学塾廃止を言い出した気持ちが、高等教育の場にいると、とても理解できるのです。