久しぶりにカラクラを起動しようとしたところ、電源が入りませんでした。
試行錯誤しましたが、電源関係がいかれたらしく、カチっという音はするんですが、通電することはありませんでした。
アナログボードがいかれた、ということです。
もはや、交換部品など手に入りません、廃棄です。
と、普通はなるんですが、私の場合、秘密基地に、カラクラのアナログボードを複数、隠匿してあります。
アナログボードをVGA対応に加工し、交換して、スイッチオン。
ジャーン、という起動音とともに、Mac OS7.6が無事起動し、カラクラmysticは、復活しました(上の写真参照)。
でも、画面がメチャクチャです。
当たり前ですね、違った個体から取ったアナログボードを入れたのですから、調整が必要になります。
ブラウン管の後ろのところをいじくって、あとは、色々と微調整して、何とか見られる画面表示になりました。
もっと難航するかと、いささか、気が重かったのですが、簡単に調整できてラッキーでした。
このカラクラ、サーバー用のCDドライブの上に乗っかってます。
座布団、というやつです。
実際、CDドライブが、SCSI(懐かしいですね)で接続されてます。
そして、インターネットにも接続できます、重いサイトには、決していきませんけどね。
なんせ、ネスケの3.0を入れて動かしてますから、軽いサイトしか行けません。
でもね、マックオタクのサイトなら、そう重いところがないので、いまだに平気です。
軽い画像とテキストが中心の、昔懐かしいサイトなら、この非力なカラクラでも、大丈夫なのです。
CPUは、68040の40MHz(クロックアップ済)ですが、まだ使えています。
画像や動画を多用する時代になりましたが、用途によっては、こんな骨董品でも、何とかなるんです。
のどかなカラクラを見ていると、道具というより、心和ませてくれる置物って風情ですね(笑)。
久しぶりに、入れてあるゲームで、少しの間遊んでしまいました。
子供たちが、昔、夢中になってやっていたゲームも、そのままスコアが残っていたり、途中で進行が止まったままの建築ゲームなどもあり、なんだか時間が止まったままでいることに、かえって、時の流れを感じさせられました。