日本のマスコミとは

太平洋戦争では、狂信的軍国主義者(帝国主義者)の軍隊は、沖縄を犠牲にしました。

そして、アメリカの都合で、それがあたかも日本の安全保障上に意味のあるがごとく(核の傘)日米の連携プレーによって、宣伝され、バカマスコミも、このお上の意向に添って、民意の形成に手を貸してきました。

その犠牲になったのが、これまた、沖縄でした。

田舎のハイスクールを出たばかりの、分別のない、程度のよろしくない人間によって構成されるアメリカの軍隊が、常時駐留し、婦女暴行、殺人などの凶悪犯罪を繰り返してきました。

それでも、辺野古などと言っている日本人は、一体、どんな思想性、人間性なのか、サッパリ理解不能です。

利権集団の、代弁者、なのでしょうね。

沖縄は、冷戦時代には、アジア、太平洋地域に、アメリカの覇権を誇示するための前線基地として、アメリカと、その植民地的属国(日本)にとっては、意味のあるものでした。

ソ連が崩壊し、中国が資本主義化することによって、世界の政治、軍事、経済の有り様は、大きく変化したのです。

日本のマスコミが、偏向報道を繰り返し、民意を操作しようとしていることを、如実に示す例が最近ありました。

それは、アメリカが海兵隊の最重要な機能をグアムに移すと決定したことを、ほんの一寸しか報道せず、相も変わらず、沖縄に海兵隊がいることに、大きな意味があるような論調をとっていることです。

アメリカの軍事による世界戦略を一手に担う海兵隊が(普天間基地にも展開)、グアムに移転するにもかかわらず、沖縄に基地を新設する、あるいは、日本本土のどこかに基地を移設する意味は、もはや、全くないのです。

こんな情勢の中、民主党とその連立政党は、なにを考えているのか、サッパリ分かりません。

私が感じるのは、アメリカに完膚無きまでに叩きつぶされ(黄色人種だからなおさらだった)、その後誕生した国家(なぜか最上位の戦争責任者が何のおとがめもなかった、理由はアメリカの都合)による思想形成活動が、こんなにも、日本国民をだらしない、無批判な人間にしてしまったことへの、絶望です。

それも、同じ日本人同胞を犠牲にすることを、全くいとわない、その冷酷さには、いまだに、地域的偏見でもあるのか、と疑いたくなるのです。

中国の脅威を煽り、その防波堤が沖縄であるかのような論調を展開する者が、商業マスコミに重宝がられていますが、その思想性の背景にあるものには、十分注意が必要です。

最近の小沢一郎民主党幹事長の動きが、世界の潮流(現状)を十分に意識したものではないか、と私は思います。

そういえば、田母神という自衛官上がりの煽動者がいましたが(驚くなかれ、あれで航空自衛隊のトップだった!)、あれと近い思想性の者が、旧政権の中枢には多かったことを、のんきな国民はどれだけ気が付いているでしょうか。

それにしても、日本の商業マスコミが、民主主義の実現とは正反対な思想性で動くことで、社会の混乱をあえて演出しているかのように、私は思えるのです。

最近は、中身のないお笑いタレントばっかりが、テレビの画面に連日連夜登場して、恐るべき低俗な番組が垂れ流され続けています。

この商業マスコミの代表であるテレビ局とは、救いがたい連中の集合体のように思えます。

まともなニュースキャスターは皆無ですしね。

言うことといったら、説明責任、だけですから。

サルでもつとまるテレビのニュースキャスター。