親権停止

いいことです。

早急に、法整備して、虐待を受ける子供の命を守るべきです。

先頃大阪であった少女の虐待死も、大人たちの無責任、事なかれ主義がその原因だと、私は考えます。

少女の命を、誰も真剣に考えなかったのです。

警察は当てになりません。

民事不介入的な態度が以前色濃く、強制執行の番犬にはなりますが、問題の解決能力はありません。

ですから、児童相談所の機能を強化して、専門家を配置する必要があります。

見るからに鬼畜の母親と異常な目つきをした内縁関係の男による虐待を、学校、近所、通りすがりの人など、みんな知っていたのに、少女を助けられなかったことが、悔やまれます。

少女が、異常者による虐待によって、絶望し、生きることをやめてしまったように、私には思えるのです。

せめて、鬼畜母と離婚した実父が、もう少し頑張って欲しかった。

親権停止は、現行の法律が、親に有利につくられていることから、簡単に出来ず、また、親権停止後子供をどうするか、という大問題が十分に議論されていなかったこともあり、未来ある子供の命が失われていたのです。

現政権では、あの総理大臣ですから、この問題を真剣に考えるつもりは、ないでしょう。

少子化が問題になっているのに、子供の命が、不条理にも失われている現状を、放置し続けていたのは、なぜでしょう。

日本に根付く、家長制度の影響でしょうか。

家長、親が、子供を思うがままにしていい、というような因習が、いまだに、日本人の精神構造の中に、しっかりと組み入れられているのかもしれません。

ですから、妙に右寄りになってきている現政権では、家長制度を押しつけるようなところがあるので、子供の権利などには、興味がなかったのかもしれません。

いずれにしても、現政権では無理です。

親がまともな生活が出来ることが、結果として、まともな精神の親を育てることになるのです。

国民の血税選挙対策のためにばらまくことしかできないバカな総理大臣と、それを操る官僚では、この国の国民は、まともに生きていくことは出来ません。

子供の命の問題ひとつとっても、社会が誤った方向にむかっていることを、強く示唆していると、私は考えるのです。

ブランド学校への進学者を、ごくごく少数の比較的財力のある都立高校生を使って増やすことより(都立高全体でみたら、ほとんど効果はなかったように見えるが)子供の命を守ることを優先すべきではないですか、石原さん。

子供は特攻隊要員ではないのですよ。