自民党が繰り出す大臣、どうして、あんなに、傍若無人で、弱者へのいたわりの心が、かけらも見えない輩ばかりなのだろう。
政権政党への支持は揺るぎない、何を言っても、ビクともしないという、自信からの、傲慢な発言か?
ごく最近の例だと、コメの太田、成田の中山、こいつらは、そこいらの、自民党支持で、甘い汁を吸っているあの米屋のオッサンと、何ら変わりがない精神構造のようだ。
これじゃ、とても国政を自民党の政治屋に任せておけないので、ちょっとはマシな、官僚にやらせたほうがいい、ということになってしまうのも、うなずける。
ところが、日本の高級官僚は、エリートの、エリートたる資格が全くない、自分のことしか考えない、国民不在な連中ときているから、始末におえない。
明治以降の、国家のあり方、官僚の育成法など、まともに考えなかったツケが、コイズミのおかげで、さらに加速し、一気に露呈して、ガタガタな社会であることが、連日報道される。
その世紀の無責任、自己中男も、ついに政界を引退するらしい。
この男も、イシハラと同じく、弱者に対するいたわりの気持ちのかけらもない、というか、いたわりという言葉を全く知らない人間であり、サッサと退出して欲しかったのだが、やっと夢が叶った。
あとは、イシハラだが、バカな都民が大勢いるので、こちらは、なかなか厄介だ。
今度の選挙で、イシハラの息子が、東京都から出馬するらしいが、これが当選するようなら、もう、完全にバカ都民だ。
東京都とは、救いがたい地域である。
最近、都の、低所得者に塾費用を援助するという制度が、全然活用されないと、問題になっている。
あれほど、都立高校改革をやってますとマスコミを動員して騒ぎ、その結果、ある進学指導重点校が、東大合格者を増やしたと大宣伝しておきながら、一番肝心なことは(塾費用の援助)、分かりにくく、積極的に宣伝することもないのだから、呆れてしまう。
格差を意図して助長している、あるいは、解消したくない、としか思えない。
現実は、塾費用の補助程度では、収まりがつかないところまできているはずだ。
お金をかけなくては、いい教育が受けられないと、都が認めたのだから。
都政も国政も、ボロボロで、どうにもならない。
グローバル化中毒者(英語が出来ることが国際化だと錯覚している者)と、愛国者(都立高校改革に関しては愛校者か)の仮面を被った自分のことしか考えない者に、この国は、今、破壊されようとしている。