マイティージャック

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オタクな話題です。

ヤマハプレイヤーズ王国をさまよっていたら、偶然、マイティージャックの主題歌のコピーを見つけました。

出来が驚くほど良く、本物より、数段上です、ほんと。

サイトは、http://players.music-eclub.com/?action=user_song_detail&song_id=93763です。

作曲は、あの富田勲です。

交響曲のような雄大な広がりを持つ曲です。

同じ富田勲が作曲した、手塚アニメのジャングル大帝の主題歌も、交響曲のような奥行きがありますよね。

マイティージャックは、1968年に、円谷プロダクションが制作したSF冒険もので、万能戦艦のMJ号(見かけは、戦艦ですが、翼もあり、空を飛び、水中も航行できるという設定です)に乗り組み、悪の組織Qと戦うという、まるで、007のような設定です。

Qの構成員は、なぜか、ドイツ語をしゃべっていました。ナチ=悪という発想だったんでしょうかね。

脚本は、イマイチですが、特撮が感動ものです。

説明しても、ピントこないですね。

興味ある方は、グーグルで検索すると見つかりますから、どうぞお試し下さい。

配役も、なかなか渋く(二谷英明、南廣、久保菜穂子、そして死神博士で有名な天本英世など)、大人向けに制作したとのことでしたが(なんと1時間番組です!)、特撮に莫大な費用がかかった割には、視聴率が伸びず、ワンクールで打ち切りになり、その後、子ども向けに改変し、完全におこちゃま向けに変質してしまいました。

志は高かったんですが、世の中が、それについて行けなかったのかも知れません。

ときたま、マイティージャックのことを思い出します。

そして、インターネットで検索して、MJ号の勇姿を眺めて、一人悦に入ってます。

私にとって、マイティージャックは、とてつもなくインパクトのあったSFものなのです。

オープニングの、海中にある秘密基地からMJ号が発進する精密なシーンが、重厚なオープニング曲とマッチしていて、感動ものなのです。

そして、海上に一端浮揚したMJ号が、白波を蹴立てて離水し、大空に飛び立つシーンのダイナミックさが、たまりません。

小学生だった私は、マイティージャックの虜になってました。

大学生になったとき、ふと、街のレコードショップで、マイティージャックのLPレコードを見つけたときには、即購入しました。

そのレコードも、たまに思い出しては、ジャケットと解説書を眺めています。

プレーヤがないので、もう聞くことが出来ないのです。テープに落としてあるんですけど、音がいまいちで。

ですから、ふと、マイティージャックの交響曲のような響きを聞きたくても、叶わない日々だったのです。

それがです、タダで、好きなときに聞けるのです。感動です。

曲だけじゃなく、ナレーションや、コーラスもちゃんと入っており、完全に近いコピーです。

マイティージャック/フールサウンズ合唱団によるコピーで、構成は次のようになってます。

コーラス:タケヨン☆ウルトラ合唱団
ギター:ヒラリくんとテケテケバンド
オケ:MCIデジタル交響楽団
ナレータ:ゑむ

ほんと、世の中には、奇特な方がいらっしゃるものです。ただただ感謝です。

この話題に反応できるひとは、もう周りにはいませんね。というか、同世代でも、あまり見ていた人がいません。

共通の話題として盛り上がることは出来ませんが、まあ、個人で、密かに楽しむ分には、何ら支障はありませんね、DVDも発売されたし。